「もう一度、この景色が見たかったんです」
AKBの大島優子さんは、第4回選抜総選挙で1位に返り咲いたときに、日本武道館の壇上でこう語ったそうです。
たくさんの重圧とファンからの期待。それを背負い、乗り越えた末に見えた景色は、一体どのようなものだったのでしょうか。
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2012年7月1日。福井の大飯原発が再稼働しました。
いったん流れができかけた行政府内での”脱原発”の流れも、
大阪の橋本市長を始めとする関西広域連合が”原発容認”の流れに傾いたことによって、形勢はガラリと変わりました。
関西の知事は特に肝に銘じていてほしい。
自分が発した言葉にどれだけの人が期待し、失望したか。
そして野田首相も、今からでもいいから考え直してほしい。同じような決断を今も故郷を追われている福島の人たちの前でもできるのか。
「原発さえなければ」そうベニヤ板の壁にチョークで書いて、自ら命を絶った福島の酪農家の方もいます。
今も遠い首都圏で身寄りもなく暮らしているご老人もいます。
その人たちの前でも「大飯を動かす」と自信を持って言えるのでしょうか。
そもそも大飯を動かさないと関西圏で15%(しかもピーク時)の電力が足りなくなることは、大方予想のついたことです。
それでも、多くの方が「原発NO」という意思表示をデモや、署名で示しています。
見知った近所の人と、ふるさとで穏やかな余生がおくれる。そこには親子3代行った小学校があって、中学校があって…。当たり前を当たり前として享受できる。
そんな世界が、脱原発を選択し、日本が見るべき”景色”ではないのでしょうか。
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今、09の中には、シューカツできっと心身疲弊している人もいるでしょう。
あの終わらなく、果てなく続く失望感は、ずっとシューカツをつづけていた僕もよくわかります。
でも、でもね。今09が感じている
苦しみも、痛みも、辛さも。
葛藤も、悲壮感も、驚きも。
楽しさも、喜びも、愛おしさも。
その狭間で、飲まれ、乗り越えていくことが、きっと09にとって”大人になる”ということなんだと思うよ。
たくさん苦しんで、もがいて、泣いて。
そんなことをした子は、きっと人の痛みがわかる優しい子に、人の苦しみを分かち合える共感軸を持った子になると思います。
そうじゃないと報われない。そんな社会に僕がしてみせます。
だから、だからこそ、きつい時だけど、上を向いて、一歩ずつ、一緒に歩いていこう(できることあったら、遠慮せず言ってください)。
その先に見える景色はきっと”すばらしい”もののはずだから。
今日も一日頑張ってらっしゃい。
名古屋から09の幸せを祈っています☆
かとつ
P.S.
俺、このブログを覗いたら、一年も書いてなくてさすがにあせったわww書いてみて思ったけど、「大飯」のくだりを景色でまとめるのは、ちょっと厳しいなww
まあ俺が書きたかったこと要約すると「09大好き☆」ってなりますwwまあそれ以外書いたことないけどねww
09とFOXと。みんなでフェアウェルがいいな、って願ってます。